(news.yahoo.co.jp, 2022)
シリアの石油鉱物資源省は国内で生産される原油の80%以上が
米国によって盗奪されていると発表
2/6(日)
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シリアの石油鉱物資源省は2月5日、2011年3月の「アラブの春」波及を機にシリア内戦が発生して以降、
現在に至るまでの石油部門の直接・間接の被害総額が約1005億米ドル(約11兆6000億円)に達すると発表した。
...米国は、イスラーム国に対する「テロとの戦い」を行うとして、2014年9月からシリア領内での爆撃を開始、
2015年10月からに地上部隊を駐留させるようになった。2018年10月には、シリア領内の油田を防衛すると主張し、
ダイル・ザウル県やハサカ県の油田地帯を中心に基地を設置し、違法駐留を続けている。
現在、シリア領内には27カ所(ハサカ県15カ所、ダイル・ザウル県9カ所、ラッカ県1カ所、ヒムス県2カ所)の米軍基地があり、
900人とも3,000人とも言われる将兵が展開している。

シリアに駐留する米軍は、ダイル・ザウル県やハサカ県で生産される原油、食糧を、
イランとの国境に違法に設置したワリード国境通行所を通じて定期的に持ち出している。