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(news.yahoo.co.jp, 3/4(金), 2022)
ウクライナ情勢をめぐってロシアを厳しく追及する米国が続けてきた
シリアでの力による現状変更の試み
ttps://news.yahoo.co.jp/byline/aoyamahiroyuki/20220304-00284880

力による現状変更――ロシアがウクライナでの特別軍事作戦を開始して以降、欧米諸国だけでなく、日本においても、ロシアの非を糾弾するフレーズとして多用されている。
だが、それはロシアの専売特許ではない。ロシアを悪魔化することに躍起な西側陣営も同じようなことを何の躊躇もなく行っている。

...制裁の部分解除の理由に関して、バイデン政権がシリア政府の支配を脱している地域に対して大々的に経済支援を行う準備をしているとしたうえで、
こうした動きが現実のものとなれば、北・東シリア自治局の支配地で産出される原油の密輸がイラク国境経由だけでなく、
トルコの占領地、さらにはトルコ国境経由で拡がるだけでなく、「分離主義的な傾向」を煽ることが懸念されるという。

米国による力による現状変更の試みは、ロシア軍によるウクライナでの特別軍事作戦のような分かりやすいものではなく、欧米や日本のメディアも問題視はしない。
この事実を踏まえたうえで、ロシアのウクライナでの行動が非難されなければ、それは身勝手な正義感の押し付け以外のなにものでもない。