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(inri.client.jp, 2005)
米CIA、ナチス・アイヒマンを知りながら隠し通す(毎日新聞 2006年6月7日)
ttps://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_hc/a6fhc721.html

米中央情報局(CIA)が、ナチス親衛隊幹部で、ユダヤ人の強制収容所移送の最高責任者だったアドルフ・アイヒマンの居所を
1958年に知りながら沈黙を続けたことが今月6日、機密解除された同局の内部文書で分かった。AP通信などが報じた。

文書を分析した担当者らによると、西独情報機関からCIAにあてた1958年3月19日付の文書が、
アイヒマンが「クレメンス」の偽名で1952年からアルゼンチンに潜伏していると指摘している。

しかし、CIAはアイヒマンを追跡していたイスラエル政府に通告する措置をとらなかった。

米国は冷戦初期当時、反共活動に元ナチス幹部も利用。

アデナウアー元西独首相の側近で、反ユダヤ人法「ニュルンベルク法」の起草者の一人だったハンス・グロプケ首相府次官もその一人だった。

CIAの沈黙は、アイヒマンの口から経歴が漏れるのを恐れたためとされる。アイヒマンは1960年、イスラエルに逮捕されたが、
CIAは米報道機関に圧力をかけ、グロプケ氏への言及を止めさせたという

(ロイター通信 2005年2月3日)
米議員、CIAに旧ナチス関係資料の公表を要求

(時事通信 2006年6月7日)
CIAが元ナチス幹部利用=冷戦初期のソ連情報収集で ─ 米機密文書

(産経新聞 2006年6月8日)
米CIA、1950年代にナチ高官情報を隠蔽 諜報活動を優先