ガリウムヒ素を材料とする半導体は、現代戦闘機において欠かすことのできない「AESAレーダー」
と呼ばれる装置に大量に使われます。通常、ガリウムヒ素でできた小さい「TRモジュール」を1000個
から2000個程度、搭載しており、AESAレーダーの性能は使用したガリウムヒ素の量で決まるとも
いえます。

 さらに次世代戦闘機では、機体のほぼ全体をガリウムヒ素で覆う「スマートスキン」になるともいわ
れます。そして、よりにもよってロシアの最新鋭戦闘機Su-57は、このスマートスキンの考え方を部分
的に取り入れており、全方向レーダー索敵能力を有し、同時に電子妨害なども行う、F-35やF-22さえ
できない野心的な設計を取り入れています。

 Su-57用レーダーに使用されている、韓国のソウルセミコンダクター社製ガリウムヒ素はすでに禁輸
となっており、Su-57の開発に悪影響を与える可能性は極めて大きいでしょう。
https://trafficnews.jp/post/116910/2

韓国製ですか