日本銀行による「指値オペ」の影響でとうとう一時「1ドル=125円」まで
達しました。日本円はウォンに対しても安くなっており、猛烈なウォン高が進行
しています。これは、実は韓国にとっては困る事態なのです。

以前に、ウォン高・円安によって日本の鉄鋼製品が韓国内で大きくシェアを伸ばし
ました。
日本と主要輸出品目が被ることが多いといわれる韓国にとって、日本製品の方が
安くなるといった事態は絶対に避けたいところなのです。

韓国メディアには「危機時の円といわれたのは過去のこと」といった皮肉とも
悲鳴とも受け取れる反応が出ています。
国内報道もつられて「悪い円安」「怖い円安」と言い出すでしょう。