2021/11/18 テレビ東京 【Newsモーニング・サテライト】
<プロの眼>インフレがバイデン政権のアキレス腱
https://jcc.jp/news/17828364/

ロールシャッハアドバイザリー・ジョセフクラフトの解説。

ABCワシントンポスト世論調査によるとバイデン政権支持率38%。
左派系の世論調査にもかかわらず不支持が57%と19ポイントも差が開いている。

現在の経済状況をどう評価するかは、とても悪い、悪いが72%。
次の選挙でどちらの党の候補者に投票するかの問いに民主党に41、共和党に51と、
この調査が戦後開催されて以来最も高い共和党の支持になる。

このような背景にはインフレが影響している。
グラフ:ミシガン大学消費者信頼感指数と同様にバイデン大統領支持率も比例して下がっている。
インフレヒートマップ州別インフレ圧力図をみると、最も厳しいのが中西部の農業地帯、製造業地帯。
一番激戦するところがインフレが高い、つまり消費者の不満も高い。
ヒートマップを見る限りは中間選挙は非常に苦戦する。

大型の歳出法案の行方は難しいと思う。
マンチン上院議員が9月にウォールストリートジャーナルで“自分が反対する理由はインフレ。
そこで政府から大型の歳出が出ればさらにインフレを悪化させかねない”と主張。
来週は感謝祭で審議の時間が少なくなっている上に政府債務上限が12月3日に迎える。
法案を可決できなくなると中間選挙を見据えたバイデン政権の道筋は前途多難。
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実に興味深い。
バイデンのインフレ(バイデンフレーション)は想像以上に国民に批判されてる模様。
先日、100兆円規模の大型インフラ整備法案が可決されたばかりなのに、さらに200兆円もの
大型歳出法案(ビルドバックベター法案)が可決されたら、そらあインフレ加速しますがな。

中間選挙まであと1年。民主党が盛り返すにはなにかウルトラCのイベントがおきないとな。