中国はメディアを通じて、DF-21Dは2010年から、DF-26は2014年から、米空母に撃ち込めると、何度も言っていたのだ。

 例えば、ロケット軍のミサイル旅団は、数千キロメートル離れた1〜3つの大型海上機動目標(空母や巡洋艦などを含む)に、約54発のDF-21DやDF-26を発射すれば、マッハ17の超高再突入速度で突進することができる。

 米軍は、迎撃に失敗するだろう。そして、空母の飛行甲板や格納庫の破壊は深刻で、沈没しなくても空母に壊滅的な打撃を与える可能性がある、とまで威嚇していたのだ。

 これらの発表は、実験成功を基にした発表ではなかったと言える。