極端な話、仮に1交戦で1000発撃つとすれば、砲身寿命100発+α分の砲10門があればいい、という計算になるが、そうは問屋が卸さないのが実戦だしな。

余談だが戦艦大和の46p砲の砲身寿命は200発+くらいで、フネに積んでいる弾はその半分強。
最大で毎分5発撃つとして、全弾使い切るのは大体一時間。
つまり大和は一時間以内で戦闘のけりをつけないといけないわけで、大砲の弾を使い切れば、その時点で逃げるしか手段がない。
それまで無傷であれば脱出も可能だが、不利な体勢だったら、逃げることも難しい。
そのそれがもっとも悲劇的な形になったのが坊が岬沖海戦だったわけで、米海軍が艦載レールガンを諦めた理由もこれだろう。

レールガンの射程が100キロ+あったとして、射程数百キロの対艦ミサイルにつるべ撃ちされたら、弾が尽きていつかは被弾する。
そうなったときのリカバリーに自信が持てなかったんだろうね。