地獄の悪魔が決闘を挑めばフランス人が買うという程フランス人は決闘が好きだが
なんと第三共和政の初期まで連隊内の揉め事は決闘でケリをつける事とする規則が残っていた
兵隊同士が喧嘩したら連隊長が命令してサーベルで争いを精算させるという無茶苦茶をしていたのだ

これが連隊間の揉め事の場合、両連隊から自慢の剣客が駆り出されてやっぱり決闘でカタをつけた
かのネイ将軍も下士官時代は決闘要員で、腕を切りつけて不具にした決闘相手を出世した後探し出して終生面倒を見たという美談もある

ちなみに北米のアイスホッケーでは乱闘要員がチームに居て、ラフプレーがあると殴り合いをして試合に華を添えるが、これはフレンチカナダの退役軍人がこの決闘文化を持ち込んだ事が由来という説がある