三大感染症の脅威は特にアフリカ地域で深刻である。
マラリアは、2018年には世界の患者数の93%、死亡者の94%がアフリカ地域に集中している。
HIV感染者は2019年には世界で約3800万人と推定されているが、
その3分の2にあたる2500万人がアフリカ地域に暮らす。
結核は2015年には、新規に感染した患者の61%がアジア圏、ついでアフリカが26%であった。
ちなみに結核は日本でも近年再び流行しているが、アフリカではエイズとの重複感染の比率が高く、
2014年の結核罹患者960万人のうち120万人がHIV感染者であり、その74%はアフリカ地域に居住している。
顧みられない熱帯病は全感染者の約半分がアフリカで見られると言われる。

https://www.ide.go.jp/Japanese/Library/Column/2020/0923.html


ちょっとアフリカの感染症ググったら出てきたJETRO資料。
新型コロナ以前に地獄だな……