ウクライナ情勢
・ラトビアのリガで開かれていたNATO外相会議が閉幕
・参加していたブリンケン国務長官は今日、ロシア外相と会談を持つ

NATO chief says allies must prepare for the worst in Ukraine
NATO加盟国はウクライナにおける最悪の局面に備えなければならない NATO事務局長談
https://www.militarytimes.com/flashpoints/2021/12/01/nato-chief-says-allies-must-prepare-for-the-worst-in-ukraine/

・ウクライナの国境北側、ベラルーシ内に9万人規模のロシア軍が駐留したまま
・ストルテンベルグNATO事務総長は外相会談で滞在していたリガで以下をコメント
▲ 侵攻の可能性の高低を論じることは出来るが、それは重要ではない
▲ 問題はロシアの意思を推測するしかなく、この瞬間にも進化し変化する可能性がある
▲ 米国は懸念を共有するNATO加盟国達と情報を共有している
▲ NATO加盟国内にはロシアによる侵略の脅威を軽視している国もある
▲ ウクライナはNATOの一部ではないため、加盟国が利用できる集団安全保障の恩恵を受けることはできない
▲ 脅威に対抗するための軍事支援を時間内にウクライナに提供することはできない(間に合わない)
▲ 交渉と制裁による解決を目指すしかないが、2015年の和平協定でそれは失敗している

・ベラルーシ(EUによる制裁のためロシアに足並みを揃えている)はクレニン国防相がは「南の国境をカバーするために」ロシアとの合同軍事訓練を実施すると発表