>>306
現実が酷いのが。初代公式球場からしてこれ。
>フィールドは全面土で、外野も芝は敷かれておらず、観客席はバックネット裏に土盛りしたスタンドが少々あったが、残りの1塁側と3塁側のファウルグラウンド及び外野との境に杭を立てて縄を張り、その外側を観客席とした。縄はフェンスの代わりでもあり、打球が外野の縄の上を越えると本塁打、下をくぐると二塁打(エンタイトルツーベース)というグラウンドルールがあった。
>塀を乗り越えてタダ見するお客を資金難に苦しんだカープ初代監督の石本秀一が試合そっちのけで見張っていた。ちなみに張本勲も何度も乗り越えて見たという。

>カープ可愛さの余り、暴徒化したファンが試合後に審判団を軟禁したり、空き瓶を相手チームの選手に投げ付けるなどのトラブルも頻発した。
>1953年(昭和28年)の洋松ロビンスとの試合では、洋松の選手がレフトポールに直撃するホームランを放つと「こんなもんがあるからカープが負けるんじゃ」とファンがそのポールを引き抜いてしまうという珍事も起きた[9]。