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日系3世主婦:「くたばれチャイニーズ!」

中国・武漢を発生地として世界中に広まった新型ウイルスは、ドナルド・トランプ大統領
自身が「チャイナウイルス」と命名し(その後撤回はしないが、言わなくなった)た。

また、ホワイトハウス高官は「カンフールー」(中国古武道のカンフーとインフルエンザ
をかけ合わせた新語)と中国系女性記者をなじった。

トランプ政権だけではない。全米の非中国人たちは中国人を苦々しく思っている。
日系米国人もそう思っている。

ロサンゼルス近郊のオレンジカウンティ(郡)に住む60代の日系3世の主婦、Wさんは、
毎年豪華クルーズ船で欧州や南米を旅行している。

それだけに新型ウイルス禍ですべてのクルーズ船が運航不能になったこともあってか、
中の上の生活をする淑女にしてはあまり口にしない表現で中国人を批判した。

長男は中国系(台湾系)2世と結婚すらしている。

「中国人のために私たちは家に閉じ込められている。息子や娘は無給で自宅待機。
退職している夫とは毎日、角突き合わせてケンカばかり。Damn Chinese!(くたばれ、中国人)」

その中国系の今や有名人になったヤン氏の
中国系米国人をアジア系中国人に「すり替える」手法には憤りを隠し切れないでいる。

ロサンゼルス近郊に住む永住権を持つ日本人のIさんはもっと複雑な思いでヤン論文を
読んでいる。

Iさんは1990年代後半は米国内を吹き荒れた(?)レイプ・オブ・南京騒動の最中、
南京事件の真実を訴えた一人だ。

また2010年以降(今も続いているが)米国内の韓国系団体による従軍慰安婦像設置運動に
真っ向から反対の論陣を張ってきた歴史研究家だ。

筆者がヤン論文についてコメントを求めると、
「ノーコメントにしてください」と述べるだけだった。

ややしつこく聞くと、「ノーコメントと言っているじゃないですか」と若干声を荒げた。

ノーコメントの背後には筆者は以下のようなI氏の憤りを感じた。

「これまでさんざん反日的な言動を続けてきた中国系が今さら、
アジア系米国人という隠れ蓑にしてわれわれ日本人もひっくるめてアジア系だとはふざけるな。
しかも日系第442部隊まで持ち出すとは・・・」