>だからこその最初はパネル貼り付けなんだろう。
>一応韓国も787のウイングレットとか製造してるし、

航空機への炭素繊維の適用はスポイラーとかの動翼や脚のドアやフェアリングから始まったが、それは40年前くらいの技術で、カーボン製ウイングレットはそれらよりもフロアパネル程度には高度だけど80年代の話。旅客機で言えば767で、炭素繊維の割合は3%くらい。

垂直水平尾翼を炭素繊維で作れるようになったのが90年代の777、現代の787はウイングボックスも主翼も胴体も炭素繊維で作っていて、割合は50%くらいにまで上がっている。

一般グレードとか航空グレードとか言ってるが、航空機に使われるものでも内装の軽量化だけのものから二次構造材に使用できるもの、一次構造材に使用できるもの、強度や耐腐食性、接着剤使うのかボルト留めで穴あけ加工するのか、どういう形状まで作れるのかで何種類も製品と製造法でラインナップがあるし値段も当然違う。
F-2では主翼下面と主桁を一体成型して、パイピングしてから上面を貼る形だけど、これと同じ事ができてもろくに戦闘機を作ってない30年前の日本に追いついた、って程度の話だから。

>韓国企業の暁星が航空グレードの製造してると過去説明しているんだが。忘れるなよ鶏頭。

メーカーHPだと「航空用 (航空機内外装材、ブレーキディスクなど)」となってるな。
年産2000トンで、2028年までに2万4000トンに増やすって話だけど。
東レの生産のうち航空宇宙用途が1万5000トンとかだっけ。

6,120 MPa(887 Ksi)の引張強度と293 GPa(42.5 Msi)の引張弾性率と言ってるわけだが。
https://www.compositesworld.com/products/hyosung-launches-aerospace-grade-carbon-fiber

東レのラインナップでは引張強度3GPで航空機の二次構造材、8GPで一次構造材に適用としている。
いちばんいいので11GP、かつ引張弾性率は330GPで1割以上優秀なわけだけど、素材としての性能差があるので、よほど値段で勝負をかけないと強引に一次構造材に使っても「CFRPで軽くして運行費を安くして元を取る」に持っていくのは、大変だろうな。
つか倍近い性能差を埋めないとボーイングやエアバスに売れないぞ。