『戦争と女の顔』を観てきたけど(個人的に)期待外れだった。
映画紹介で、舞台が戦後ということは分かっていたが、『戦争は女の顔をしていない』が原案ということから戦場でのつらく厳しい描写も出てくるかと思ったがそんなものはなく、徹頭徹尾戦後の描写しかなかった。
その描写も、(悪い意味で)フランス風の情欲的な傾向が強く、脳髄には来るものがあったが股間にはピクリとも来なかったのでそういうのが好きな人にもお勧めできない(子作り目的の愛が無いファ◇クやら、共依存○ズの○イプ未遂なんてあまり見たくない)

他の客を見ると同じ列だけでも二人ガチ寝してたりと、退屈でしかなかった。
そもそも映画の原題は主人公の一人のあだ名である『のっぽ』であり、タイトル詐欺もはなはだしいと後で気づかされたよ……

良い点を挙げるとしたら
・大戦直後のソ連の街並みや人々の描写
・女性主人公二人の鬼気迫る演技(子作りの強要に関するあたりは特に恐ろしかった)
ぐらいかな