>>171
アイオワの公式図見ると、防御甲板下、主砲弾庫の隣接区画にも兵員居住区が設けられたり
してるんで、居住スペース確保には苦労してる感じ

>>173
方位盤故障については技術的原因が解明されないまま終わった。
防振架台から方位盤本体が外れて旋回不能、艦内修理不可とものだったが、
手塚正巳氏も指摘するように高速航行時に船体が波に当たって起こる振動と大威力の魚雷
命中による振動が共振してしまったのかも知れない。

戦艦ワシントンでも付近の海中での爆雷炸裂の衝撃で方位盤故障が発生した事例もあるので、
運が悪ければ精密機材である方位盤は使用不可となるというリスクは一定の割合で存在するとも言える。

海底で発見された武蔵艦橋部の映像では防空指揮所レベルでの15m測距儀、測的所の支持構造が
大和新造時の図面と同じである事が判明したが、海底の大和の当該部分では部材が追加され、構造が
強化されていた。

また、方位盤室側壁にはアングル材のようなものが格子状に取り付けられてる状況も観測されていて、
これらは方位盤へ振動が伝わるリスクを低減しようという対策かも知れない