>>430
あの海域に戦艦を出すこと自体、座礁などの航海上のリスクがあったんだね。
日本では最初金剛型を出すときに心配されてるが、飛行場射撃には大口径が有利なんで
強行された。

アメリカも第三次ソロモン海戦では、他に派遣できる有力な艦艇がいなくなってしまったから
最後の手段としてワシントン、サウスダコタ投入を決断したんだね。
命令を受けてワシントンの士官室でも航海上のリスクについての議論が起こった記録がある。

そんな理由もあって連合艦隊司令部はアメリカが当該海域に戦艦を派遣してこないと思い込んでた。
部隊指揮官も同じで、実際に探照灯に照らされた姿を自分の目で見るまで発見報告を受けても
戦艦が来てるわけないと信じなかった。
だから比叡も霧島も三式弾が装填済みの状態だった。

大和型や長門型が座礁リスクをあえて冒して出撃するためには、連合艦隊司令部が米戦艦登場を
何らかの理由で確信するに至る必要があっただろうね。