>>605
エドワード・ミラーが自著で明らかにしているけど、所謂「通し切符作戦」は当時の大統領がアメリカは決してフィリピンを見捨てない(日本に占領される前に艦隊を送る)事を公約にしたが為に立案された極めて政治的な作戦だった。なので時間が経過して頭が冷えたのと本当に日本とやる可能性が出て来た所で当たり前の様に捨てられたんだ。
また日本も絵に描いたような「佚を以って労を待つ」シチュエーションだから本当に米海軍がやって来たら有利になる時を待ってから決戦したと思うよ。ペリー艦隊と同じで数週間粘れば奴等は本国に帰るしか無いんだから。漸減要撃作戦については戦後に高田大佐が言った様に海軍予算を獲得する為の作り話だよ。
実際に戦争が近づいたら米海軍は決戦しなくても勝てる(日本が決戦して来たら受けて立つ)レインボープランになり計画通り18ヶ月準備をしてから南洋諸島に打って出てきて、帝国海軍の山本は悩みに悩んだ結果、真珠湾攻撃と言う奇策に打って出る