アメリカとイランとの間で緊張が高まっている。「年明けは衝突の可能性もある」と政府当局者。 NBC

米軍のイラク駐留は12月31日が期限で、クッズ部隊司令官は
「1月1日以降に地域にいる米軍に対して行動を起こす」と警告。
1月3日はソレイマニ暗殺から2年となる。
10月20日と11月17日、12月16日にシリアのタンフ国境通行所の米軍基地に武装勢力がドローン攻撃。
「明らかに米兵殺害を目的としていた。背後にはイラン政府」と複数の政府当局者。

一部の当局者はイランへの報復はイラン核合意復帰への協議を脱線させると危惧。
だが、元民主党議員やオバマ政権時の高官を含むそれ以外の人々は
「軍事力の脅威だけが外交の成功を確実にする」と主張。

国務省当局者「外交の道が好ましい。もしそれが選ばれないなら、
残念ながら、イランが核兵器を獲得しないという大統領の目標、公約を
確実に実現するために、他の手段を検討しなければならないだろう」

政府当局者「政権はイランの核武装を許すつもりはなく、早急に行動を起こさなければならないだろう。
選択肢は狭まっており、人々はそれを理解し始めている」

専門家や元米政府関係者によると、イランが核兵器を製造できる技術力を備えた
「潜在的核保有国」の段階になるまであと数ヶ月しかかからないという。