【政局巧者】岸田首相の「脱・安倍」が鮮明に 
岸田派議員「世論は安倍に批判的、安倍の反対をやると支持率が上がる」
http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1640489109/

岸田文雄首相は21日、臨時国会後の記者会見で、新型コロナウイルス対策として安倍晋三元首相が配布した「アベノマスク」の在庫約8200万枚について、
保管を続ければ税金の無駄遣いになるとして、来春までに全て処分する考えを明らかにした。

会見を聞いて、少なからぬ人が驚きを感じたのではないか。

首相が「脱安倍」を進めようとする姿勢を随所に見せたからだ。
森友学園を巡る財務省決裁文書改ざんに関しては
「私自身も真摯に向き合い、説明責任を果たすべく努力しなければならない」と改めて指摘し、
安倍氏を当てこすった。

耳目を引いたのは、衆院定数「10増10減」への見解だ。

今回の区割り変更に対しては、安倍氏の地元・山口県で選挙区が1減になるなど、
全国で影響が出るとして自民党内で異論が噴出している。しかし、首相は
「審議会の勧告に基づく区割り改定法案を粛々と国会に提出するというのが現行法に基づく対応だ」と突き放したのだ。

(中略)
首相の心情と狙いについて、岸田派のベテラン議員は
「内閣支持率が上がるからと、ドライにやっている」と解説する。

「世論調査を基にしている。森友でも桜でも、ほとんどが安倍氏に批判的だ。
首相はその反対をやっているだけ」なのだという。

来夏の参院選を見据え、世論の声をよく聞いた上で「脱安倍」を実践しているというわけだ。
政権浮揚と求心力アップのために「安倍氏の『負の遺産』を有効利用している」とも言える。
首相は「意外と政局巧者」という評の通りだ。

https://nordot.app/847038238984814592?c=39546741839462401