リチウムイオン:ニュークリアターボエレクトリック機関の別称

そうりゅう型の最終2艦は、このリチウムイオンの簡易版が搭載されていた。
リチウムイオンは、国内で製造可能な20%濃縮のウラン燃料とし
ロスアンゼルス級のS6G動力炉の1/10の熱出力15MWの小型動力炉を搭載し
直接直流発電機を回している。直流発電された電力はインバーターを介し、
そうりゅう型の交流電動機を駆動している。
電気出力は5000kW程度であり、水中速力が30ノットには届かないため艦隊随伴は出来ない。

たいげい型のリチウムイオンでは熱出力が2倍の30MWに引き上げられ
水中速力が30ノットに引き上げられ艦隊随伴が可能になった。