>>287
中央線の快速運転とそのための複々線化が行われたときに、高円寺・阿佐ヶ谷・西荻窪(いわゆる杉並三駅)には
快速ホームが設置されず、快速列車はすべて通過するのが当初計画でした。
ところが、杉並区と区民は、「快速を3駅とも全部停めなければ用地買収に絶対協力しない」と強硬に反対し
中央線の輸送旅行がすでに破綻状態にあった国鉄はこれに応じて、三駅停車を確約しする羽目になりました。
勿論、他の市区は、杉並の特別扱いに激おこです。
そして、現在快速線のボトルネックとなっているという現状があります。
いわゆる杉並三駅は乗降客数では、主要駅たる中野やや高円寺の1/3、荻窪の1/2ですから、
快速通過は経済的に当然である一方で、配線の都合上快速線と緩行線が別々に存在し、
相互の対面乗り換えができないことから快速に乗れないことに対する利用者の不満も分からないではありません。
まあ国鉄側も、「これ”快速”じゃないんでね」と「特別快速」を投入し、杉並区内の全駅まとめてすっ飛ばしました。