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「掛け声や説教だけでは実現しない」 前金融庁長官がみずほに苦言?
https://www.asahi.com/articles/ASQ1F7W78Q1FULFA024.html

>前金融庁長官で、いまはニッセイ基礎研究所に在籍する氷見野良三氏が13日
>「金融機関のシステム障害」と題したリポートを公表した。
>「縦割りを越えてお客様視点で連携を」などと、組織変革の重要性を訴える内容。
>システム障害が続くみずほ銀行には直接の言及はないが、
>前長官からみずほへのメッセージとも読める文面で、金融関係者の間で話題を呼んでいる。

(中略)

>リポートでは、システム障害をゼロにすることはできないとする一方、
>「金融機関が障害に備え、適応し、耐え、回復し、業務を継続する能力は高められる」と、
>海外の規制当局の考え方などを紹介。
>その実現に「レジリエンス(弾力性)」のある組織が大切だと訴え、
>ガバナンスの問題や組織文化のあり方にも触れている。

>組織運営の面では、
>「絶対に事故を起こすな、とシステム部門に言っているだけ」や
>「事故が起きた時には誰か責任者を見つけて処分して幕を引く」といった対応を問題視。
>組織変革は「掛け声や説教だけでは実現しないし、
>締め付けや叱責(しっせき)はむしろ逆に働く場合も多い」と指摘している。

>システム・営業・広報などについては、
>「組織が縦割りを越えてお客様視点で連携して、事故ごとに、どうしたら障害を防げるか、
>復旧をもっと早くできるか、顧客の被害を小さくできるかを工夫して、リソースの配分の調整もして、
>それをずっと繰り返していく」と説いた。

>金融機関は影響の大きな障害などに対する説明責任があるとしつつも、
>社会が障害リスクのゼロを求め、「減点主義の発想での懲罰」を繰り返す弊害にも言及。
>銀行が今後もデジタル化を加速させる必要があるなか、
>試行錯誤して取り組む組織文化に支障となりかねないと警鐘を鳴らした。
(以下略)

あっ察し (;・∀・)