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岸田政権「コロナ診断、治療は自己責任」に現場は大混乱 「検査できず、政府の失敗」と医師
2022/01/26 08:00
1月25日、全国の感染者数が6万人を突破し、未曽有の感染拡大が続いている。
保育園では全国で327カ所(20日時点)が全面休園、病院でもクラスター発生する事態になっている。
そんな中、24日に政府が各都道府県などに出した通知が「亡くなっても
個人の自己責任しようとしている」「政府は責任を投げ出した」などと波紋を呼んでいる。
現場で何が起こっているのか。

24日、後藤茂之厚生労働相は記者団を前に、感染急拡大に伴う外来診療の新たな対応についてこう語った。
「PCR検査などをしなくても、症状を見るだけで新型コロナの診断が可能」
「医師の診断がなくても自宅療養に移ることが可能」といった内容だ。
厚労省から各都道府県などに出された通知には、
<自治体の判断でこうした判断が可能>と書かれている。
これに対して現場の医師からは疑問の声が上がっている。
新型コロナの診療を行うインターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長は
「国民は国民皆保険のもと『受診する権利』を持つが、それを放棄させる発言だ」と指摘する。
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緊急事態宣言するしかない