>>69
30年くらい前、戦闘機の複合材の利用は重量で20%くらいが限界と言われていた。軽くできても値段が高いから。
複合材の扱いがわかってきて設計もうまくこなせるようになって、素材の性能が上がって、でっかい部品を焼けたり細かい形状いじれるようになって、相対的に値段も下がると、F-35ではF-2の倍、35%くらい使うようになった。
787に至っては50%だしね。

日本の場合は複合材の素材の開発から成形、量産までわかってるから、航空機メーカーに対して「こういう設計ができます」と言えるし「この設計に合わせた複合材はないか」と言われたら、それに合わせて作ることもできる。

>日本は既にファスナーレス構造体まで進んでるけどこれもいずれ民生品に展開されるのかね

737の尾翼を複合材にしてから40年以上が過ぎて、KCIはP-8の尾翼を複合材で作った。けど先進国はもっと高度な技術で便利なものを作っており、何十年かあとに韓国が日米の製品と似たものを作れるようになったとしても、そんときゃ技術はもっと進歩していて、韓国が最先端の航空機を作っていることを保証するものではないという。