理研で開発されたシリコン量子ビットの場合

>量子コンピューターは、従来のコンピューターが苦手な種類の計算を超高速で
>行える可能性を秘めるが、計算エラーが起きやすいことが課題となっている。
>実用化には、素子の操作一つ一つで99%以上の精度が必要だが、
>シリコンの量子ビットは2素子を連動させる操作の精度が98%止まりだった。
>理研創発物性科学研究センターの 樽茶たるちゃ 清悟・副センター長らの国際チームは、
>シリコン内の微小空間に電子2個を閉じ込め、電子の磁気的な性質を利用する量子ビットを作製。
>永久磁石とマイクロ波を組み合わせた独自手法でこれを操作し、99・5%の精度を達成した。
>実際に、量子コンピューター用の計算を2種類行い、高い確率で正答が出ることも確認したという。

これは超電導の量子ビットと同レベルの精度
98%の精度で100回繰り返すと、0.98^100 = 0.133 で精度がた落ちだが
99.5%なら100回繰り返しても、0.995^100 = 0.606
で50%以上の精度を保つ