「そして空気吸入管を改良するにつれ、最大速度は607km/h,616km/hと向上,防火壁前方のあらゆる隙間を目張りした状態では、実に626km/hを記録した。

後にキ84がテスト中624km/hをマークし,日本最速の戦闘機出現と喜ばれた話は有名であるが,キ44はそのままでは実用になる状態ではない,研究段階の機体ではあるが,約2年前にこれを上回るスピードを記録していたのである」
世界の傑作機 No.16 陸軍二式単座戦闘機「鍾馗」 12頁より引用