>>939
ラジェーターに限定的な厚さ・防御範囲の装甲を施したところで脆弱部が増えるのは同じだが…攻撃機ならまだしも
しかも運動性も悪化する泥縄

脆弱部をコンパクトに纏め上げると言うことは
それだけ防御に要する重量を削減できると言うことでもある

P-40などはコクピット後部にドンと燃料タンクが鎮座しており、胴体に詰め込んでしっかり防御しつつ狭い幅に押し込む事で被弾そのものを局限し、異常なタフさであると交戦した64戦隊に評価されてる
逆に小山技師などは胴体タンクは被弾炎上時の被害が大きいとして敬遠して翼内に詰め込み、翼内にだけ詰め込めば被弾時のパイロットへの被害は免れた

いずれの思想も一利あるし、後にキ84で胴体タンクを検討する際は「なるべく主翼に搭載すること」としている

主翼と胴体の両方に一定の(往路で使い切る範囲ではない量の)燃料を搭載する事は、いずれの恩恵も受けられない

やむを得ずな流れでは無く、敢えて分散するのを理想とする考えには同意し難く、単に航続距離延ばすためにつめそうな所に積んだ以上の何かではないと思う