ゼレンスキー暗殺を狙う、プーチンの“謎の暗殺部隊”「KSSO」のヤバすぎる実態
3/21(月) 8:33配信
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現代ビジネス

Photo by gettyimages

 ウクライナの陥落に苦戦するプーチンが、ゼレンスキー大統領の暗殺を狙っている。

 前編記事『プーチンが派遣した、ゼレンスキー暗殺部隊「ロシアの犬」の恐ろしい実態』では、ロシア独立戦争の際にプーチンが懐柔した、チェチェン共和国の屈強な兵士たちや民間の軍事会社が、1月下旬からキエフに潜入していたことを報じた。

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 プーチンから依頼を受けた彼ら1000人の兵士たちが、開戦直前にキエフ入りをして、ゼレンスキー大統領を含む重要人物たちの追跡などを行っていたが、2度にわたり暗殺は失敗に終わる。西側諸国の軍事関係者による精鋭部隊がウクライナをサポートしていたためだ。

 しかしインテリジェンスに長けたプーチンは、さらなる部隊を用意していた。それがロシア革命に端を発し誕生した「スペツナズ」と呼ばれる旧ソ連時代からの特殊部隊だ。

プーチンの巨大地下施設

2014年3月17日、クリミア共和国のペレヴェヴァルネにて。ウクライナ軍基地外で警備をする識別記章なしの武装兵のグループのそばでクリミアの旗を揚げる男性(Photo by gettyimages)

 プーチンの奥の手は、そのスペツナズから最精鋭を選り抜き、'12年に結成した「KSSO」(特殊作戦部隊)だ。