韓国・イーデイリーは「ウクライナの義勇兵に志願した人物と思われる韓国人が、ネット上のコミュニティーの管理者に連絡を取り、韓国に帰りたいと訴えた」と伝えた。

記事によると、あるネット上のコミュニティーに25日、ウクライナの義勇兵となった韓国人Aさんが同コミュニティーの管理者にメッセージアプリで連絡を取ってきた際の内容が公開された。

Aさんは管理者に義勇兵であることを証明する写真を送り、「現在ウクライナにいる韓国人に帰国命令を出してほしい」と、政府関係者や外交部に伝えてほしいと頼んできたという。ほとんどの韓国人がロシアの攻撃を実感し帰国したいと考えている雰囲気だが、帰国すれば処罰を受けるため、どうすることもできない状況だと説明し「帰国者への赦免か処罰の軽減」を訴えている。Aさんと一緒にいる人物も砲弾の破片で危うく死ぬ目に遭いパニック状態になったとし、「そうした人たちだけでも帰国させてやりたい」と話している。

また、韓国政府は現在ウクライナで義勇兵として参戦している韓国人は9人だと把握しているが、ウクライナの将校が確認した人数は40人ほどになるとも伝えている