>>448

FS-X問題は同時に『国防総省案件に国務省が首を突っ込むとどうなるか』ってことの実例にもなりましたけどねw

これでアメリカは一番嫌がっていた『独自の戦闘機開発技術』を得ることになってしまったわけでな。
なにしろ母体となったF-16はあのエド・ハイネマンが監修した、いわばダグラス艦上機のノウハウがぎっしり詰まった傑作機だった。
それを改造設計する過程で”実戦的な戦闘機設計”のノウハウを得たわけだからまさに”ヤブヘビ”。

F4D(F5D)からA4D(A-4)、そしてF-16へと繋がる過程を見ていくと面白い。
しかももともと日本はダグラス(ノースロップ)の影響が濃いから、いい選択だったと思う。

次期戦闘機でNGと組んだら面白かったろうに、よりにもよって”貧乏神”ロッキードだもんなぁ。
またスキャンダルに見舞われそう。