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30分間に、これまで「大和」が体験したこともない熾烈な攻撃が展開されたのである。
44本の魚雷と爆弾27発、そしてロケット弾112発が、ほとんど同時に、
異方向より「大和」を襲うことになるのであった。
第1艦橋の配置で記録をとる航海士山森直清中尉は、
「後部に爆弾命中、そうひどい被害とは思わなかった。戦闘航海に支障はないと思った。
 魚雷が当たると船体が振動するが、最初の2、3本の命中はかすり傷のような振動、
 艦橋前方の魚雷の命中は割りと早い時期だった。
 艦の中部、後部に魚雷が命中するようになると、胴震いするようなひどい振動になった。
 機銃掃射、魚雷の数は、爆弾より多かったように記憶する」と証言している。


大和もヤマトもゴッグ並みに強い