さて、日本ではまったく報道されていないが、ロシアで1月31日、驚愕の出来事が起こった。
「全ロシア将校協会」のHPに「ウクライナ侵攻をやめること」と「プーチン辞任」を要求する「公開書簡」が掲載されたのだ。

この公開書簡は、レオニド・イヴァショフ退役上級大将が書いたものだが、彼は、「個人的見解ではなく、全ロシア将校協会の総意だ」としている。
ちなみにイヴァショフ氏は、もともとかなり保守的で、これまでプーチン政権を支持してきた。国営のテレビ番組にもしばしば登場し、著名で影響力のある人物だ。

問題の書簡には、何が書かれているのか? 
イヴァショフは、プーチンが強調している「外からの脅威」を否定しない。しかし、それは、ロシアの生存を脅かすほどではないとしている。

〈 全体として、戦略的安定性は維持されており、核兵器は安全に管理されており、NATO軍は増強しておらず、脅迫的な活動をしていない 〉

では、プーチンが「ウクライナをNATOに加盟させない法的保証をしろ」と要求している件について、イヴァショフはどう考えているのか? 
彼は、「ソ連崩壊の結果ウクライナは独立国になり、国連加盟国になった。
そして、国連憲章51条によって、個別的自衛権、集団的自衛権を有する。
つまり、ウクライナにはNATOに加盟する権利があるのだ」と、至極真っ当な主張をしている。

ロシアは、ウクライナを自分の勢力圏にとどめておきたい。どうすれば、そうすることができたのか? 
イヴァショフによると、「ロシアの国家モデルと権力システムが魅力的なものである必要があった。
しかし、ロシアは魅力的なシステムを作ることができなかったので、ウクライナは、欧米に行ってしまった」のだ。
(中略)
プーチン政権の政策は、事実上すべての隣国とその他の国々を遠ざける結果になったとイヴァショフは嘆く。

そして、「世界のほとんどの国がクリミアを今もウクライナ領と認識している。
このことは、ロシア外交と内政の失敗をはっきりと示している」と、強調している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1c2aed745c6a6ff05ac648bd75facca32c8a5577

ホンマかいな
日本語ソースのロシアの記事って眉に唾つけないとどうも信用できん