『ナチスと鉄道』(NHK出版新書)/『ふたつのドイツ国鉄』/『鉄道のドイツ史』も発売中です @MIZUTORIAB
祖父がシベリア(というか中央アジア)に抑留で連れていかれたとき、まず「このなかで職人は手をあげろ」といわれて「おれ違うしな」と思ってぼんやりしていたら隣の兵隊が
「〇〇さん、あんたなんか殺されてしまうから、大工だったって言え。大丈夫、おれが教えてやるから。」で、嘘ついて生き残ったと

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実際に会社経営者(鉄工所経営の二代目)だからすぐなんかされたというわけでもないらしいが、プチブルやインテリよりは職人のほうがはるかに安全であったのはたしからしい。
「○○の街のたいていの壁は俺たちが塗った」と自慢していた。やってみると、壁塗りはできるようになったそうです。

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一応よくある話として、現地の人やソ連兵に「ヤポンスキーは仕事が丁寧だ、うまい」と壁塗りではひどく褒められたが、
「素人のおれがうまいわけない。あっちの連中が本職の癖にひどすぎたんだ。」とはいっていました。それ以外にあんまり現地の人の悪口は聞いたことがないです。


おいおいロシア人どういうことだよw