【ソウル新聞】「この人を首相にしてはいけない」〜日本の芥川賞作家が怒った理由[02/22] [ハニィみるく(17歳)★]
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「この人を首相にしてはいけない」

日本で権威の高い芥川賞を最年少で受賞した有名作家の平野啓一郎(ヒラノ・ケイチロ)が21日、
にTwitterで、毎日新聞の記事をリンクしながら一言つぶやき、その理由に注目が集まっている。

■ 『靖国参拝』の自民党政調会長を狙い撃ち

作家の平野が指した『この人』とは、高市早苗(タカイチ・サナエ)自民党政務調査会長である。
毎日新聞によれば高市政調会長は去る19日、東京で行われた『靖国神社崇敬奉賛会』という
極右団体が主催のシンポジウムの講演で、「私が次の首相になっても太平洋戦争の
A級戦犯の位牌(元記事に書いてます)が祀られている靖国神社を参拝する」と公言した。

■ 「参拝をやめたら周辺国がつけ上がる」と妄言

彼女はこの講演で、韓国や中国などの周辺国が靖国神社参拝に反対していることに対し、
「途中で参拝をやめるなど中途半端なことをするから相手がつけ上がる」と暴言を吐いた。
韓国の抗議を『つけ上がる』という表現を使い、揶揄したのである。

高市政調会長は。「主権国家を代表する者として先人に尊崇(尊敬と崇拝)の念を持ち、
感謝の誠をささげることは当たり前だ」とし、「 “当たり前のことだ” と続けていれば、
段々と周り(韓国など)もあほらしくなって、文句を言わないのではないかと楽観的に捉えている」
とも述べた。党内の主要基盤である右翼を代弁する高市政調会長は昨年9月、事実上の
日本の首相を選ぶ自民党の総裁選挙の際、安倍晋三元総理の全面的な支援を受けた。

■ 作家の平野、「徴用工の判決文から読め」と指摘

作家の平野のツイートは、高市政調会長が誤った歴史認識を持つ人物だとし、
首相になる資格が不十分であると批判したものと見られる。この作家は2019年10月、
嫌韓を煽り立てる日本のメディアを批判して、
当時の韓国大法院(最高裁)の強制徴用訴訟の判決文から読めと指摘している。

これまで歴代の日本首相は周辺国の反発を考慮して、太平洋戦争の終戦日(8月15日)と
春と秋の例大祭には、直接参拝する代わりに供物の奉納を選択している。

東京=キム・ヂンア特派員
ソース:ソウル新聞(韓国語)