>>68
>>88氏の書いたようにサイズも変化してるが、殺傷効果という点だともう少し複雑で、近年の手榴弾は「周囲何メートルに、これだけの威力を持った破片をこういう密度でばら撒こう」が綿密に計算されてる
例えば戦時中のミルズ手榴弾(パイナップル)は滑り止めの刻み目から砕けて破片化するはずが実際はそうでもなかったので、より細分化しやすい弾殻を使い、さらに内側には刻み目入れたワイヤーをみっちり巻いて装備してたり
(爆発するとこれが高密度で飛び散る・小さくしすぎると散布密度が上がっても弾片一個あたりの威力が減るのでそこも無論計算)
なので「爆発物としては小さくなってるが、想定された範囲への殺傷効果はむしろ上がってたり平均化されてたりもする」と言うべきかな