>>587
>ひょっとするとだが、キエフに「ゼレンスキーが逃げたら即座に親露政府を立てられる地位の草」がいて、
>首都から逃げた大統領はもはやウクライナの正統政府の代表たりえない、みたいな事をする気だったのが、

ロシア陸軍が圧倒的な戦力差なのにも関わらず、妙に動きが鈍いのもロシアがそういう段取りで行くつもりかも。

このまま首都攻防戦でキエフを焼け野原にした末にゼレンスキーの首を取っても、ロシア軍人の人的損失は
到底政治的に許容できない次元で積み上がるばかりか、「侵略者ロシアの大量無差別虐殺」と世界中が宣伝して
プーチンの立場を著しく悪化させるでしょう。

そうなる前にウクライナ人自身の手で速やかにゼレンスキーを排除して、クーデター派の将校らを首班に据えた
親ロシア政権をでっち上げて貰うのがベストの結末です。

そして同じクーデターでも、元首のゼレンスキーが首都と国民を見捨てて海外逃亡し空き家となったキエフで
「大統領は我々を見捨てた。 もうこれ以上無用な血を流す必要はない」
と決起して国内の要衝を抑え、停戦を申し出れば正にプーチンの思惑通りです。

それに対して、あくまでゼレンスキーが首都に居残り徹底抗戦を叫ぶ状況では、親露派の裏切り者どもらが
大統領一派を拘束ないし粛清して政権掌握を宣言しても、肝心のウクライナ軍の多くの将兵や国民らがそれを
受け入れ速やかな降伏に応じる保証もありません。

国内外での印象も「国民を見捨てて逃亡した裏切り者」と「最後まで国民と共に戦い国に殉じた英雄」とでは
全く扱いが違ってしまいます。