プーチンも側近のイエスマンどもの報告で

・コメディアン上がりの大統領なんかにはウクライナ軍部は全く忠誠心など無く、そんな奴の為に
 体を張って戦う気概など欠片も無い
・よってロシア正規軍が進撃すれば、ウクライナ軍は文字通り鎧袖一触となって逃げ散るか降伏し、
 首都キエフでも反ゼレンスキー派の将軍らが直ちに大統領を捕縛して停戦を宣言するだろう

ぐらいの甘い展開を思い描いていたかも。

かって朝鮮戦争の際にも、韓国に先制奇襲攻撃を行った金日成は
「開戦と同時に南朝鮮全域で無数の人民が決起して傀儡政府の軍隊を武装解除し、わが正義の
 解放軍が征く所全てを歓呼の隊列で迎え入れるであろう」

と本気で思い込んで侵攻計画を進めていたそうですしね。
しかし蓋を開けてみれば期待していた人民の決起や韓国軍部隊の離反はロクに起きず、目算が
根本的に狂ってしまい米軍の全面介入によって戦争は長期化する事に。

もっとも開戦前の韓国は共産党工作員の浸透により、暴動や軍隊の反乱が頻発していたから、
金日成がそういう甘い期待を抱くのもある意味無理は無かったのですが。