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台湾防衛に浸透する中国製劣悪品 情報機関関与か
https://www.sankei.com/article/20220301-ZQSXEX3BCJN5JNPWCLIQ5EJP7I/
>中国当局が近年、台湾に対する軍事的圧力を強めていることに対し、台湾の蔡英文政権も防衛予算を増額するなど、台湾有事に備えている。その中で、台湾防衛の要といわれる、自主開発した地対空の弾道弾迎撃ミサイル・防空システム「天弓」を製造する部品の中に、中国製の劣悪品が大量に混入していたことが1日までに明らかになり、関係者を驚かせている。検察当局は捜査に着手した。
台湾誌「鏡週刊」などによると、不正が発覚したのは「天弓」システムに使われるシリコン制御整流器(SCR)で、台湾の業者が安価な中国製品を米国製品と偽って納品していた。米国製ならSCRの単価は488ドル(約5万6千円)になるが、中国製だと単価は約3ドル(約345円)にすぎない。業者はまず米国製のものを84個納品し、品質検査をクリアしたあと、中国浙江省のメーカーで製造した劣悪な製品516個を納品した。その際、偽造した米国メーカーの生産証明をつけて検査をくぐり抜けたという。
天弓は台湾有事の際に、中国軍機から発射されるミサイルを迎撃するために配置される防空システムで、SCRがうまく機能しなければ、迎撃ミサイルは点火できず、発射もできない恐れがあるという。