村の砲撃指示に…「民間人がいるからダメ」 ロシア兵士の抵抗
WoW!Korea 3/3(木) 9:48配信

ウクライナの首都キエフで、ロシア軍がウクライナの抗戦に苦戦する一方、石油と食糧の補給が途絶え、士気が低下したという分析が出ている中、
司令部の村への砲撃指示に抵抗するロシア兵士の音声が録音されたファイルが公開された。

1日(現地時間)、英紙テレグラフは、英国の情報会社「シャドーブレーク(ShadowBreak)」がウクライナ侵攻後、ロシア軍内でやり取りされた無線通信の
盗聴を入手して分析したと報じた。 盗聴された録音ファイルは計24時間分であり、テレグラフを通じてこのうち一部だけが公開された。
(中略)
シャドーブレークのサミュエル・カディロ代表は「ファイル全体を聞くと、ロシア軍は現在完全な混乱の中で作戦を遂行しているという事実が確認できる」
とし「彼らは現在自分たちがどこに向かっているのか、どうすればきちんと疎通できるのかが全く分からない状態」と述べた。

続いて「明らかなのはロシア軍の士気が低下しているという点」とし「お互いに向けて侮辱的な発言をし、銃を撃つ場合もあった」と伝えた。
またテレグラフを通じて公開された内容だけでも、ロシア軍の混乱だけでなく、民間人居住地への砲撃を軍指揮部レベルで指示した「戦争犯罪の証拠」を
把握できると述べた。

また、テレグラフは、今回の盗聴録音分析を通じてロシア軍の無線方式を一部把握したと明らかにした。
メディアはロシア軍がデジタル通信網を完備できず、一部部隊ではまだ戦闘機、ヘリコプター、タンク、砲兵とアナログ方式で疎通していると伝えた。

カディロ代表は「戦争中の作戦を遂行する際、こうした通信方式は大きな弱点だ」と指摘した。
実際、シャドーブレークは、アンテナを使って趣味としてラジオ周波数帯域を盗聴する人々を通じて、当該盗聴を入手したと発表した。
それだけ盗聴や傍受が容易だということだ。(後略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/377fa40b40875d834c94dbf163919e6cb5130ec8

なんで戦闘中のロシア軍の通信がダダ洩れかというとこんな事情が。
今時アナログな軍用通信系使っていたら、そりゃ平文での通信も容易く傍受されるよなと。