トランプ政権時代に国家安全保障担当の大統領補佐官を務めた元アメリカ軍のマクマスター氏は「軍事戦略上、
大きなミスを犯している」と指摘しています。
マクマスター氏は「ロシア軍の部隊は十数万のうち実際の戦闘部隊は30%ほどにすぎず、その規模はウクライナ
という広大な国土を持つ国を攻めるにはあまりに小さい」と指摘。
そのうえで「戦車と歩兵の統合運用ができておらず訓練が足りていないほか、燃料などの補給も十分でない」
などとして、「軍事のプロから見れば信じられないような基本的なミスを犯している」と分析しています。
そして、「こうした軍事的には説明のつかない判断ミスをしていることなどから、クレムリンでプーチン大統領に
適切な助言が届かなくなっている可能性がある」と指摘しています。