自動車修理工場従業員全てが志願兵らしい

「最後の橋」に爆薬、ロシア軍阻止へ 緊迫のキエフ西郊
https://www.afpbb.com/articles/-/3393630?pid=24282943
 キエフ市民の抵抗の意志は固いが、表情は険しさを増している。ゲリラ戦に備える人もいる。
自動車修理工場を営むオレクサンドル・フェドチェンコ(Oleksandr Fedchenko)さん(38)もその一人だ。
 テレビで人気の自動車関連番組の司会を務めたこともあるフェドチェンコさんは、武器が著しく不足している
義勇軍を支援するため、自らの工場で武器の修理や改造を始めた。
「うちで働く一般レベルの自動車整備士でも武器を製造できることが分かった。
火炎瓶の作り方を知っている従業員もいる。できることは何でもやっている」
 フェドチェンコさんの工場では、従業員全員が義勇軍に志願した。整備士の通称「クロス」さん(28)は、
ウクライナ軍が奪ったロシア軍戦車から取り外した大口径機関銃を、
訓練を受けていない志願兵でも使える市街戦用の携行武器に改造していた。
 工場はキエフ西端の道路沿いにあり、ロシア軍のミサイル攻撃に対して無防備だ。「
いつ攻撃されてもおかしくないと皆分かっている」と、フェドチェンコさんは涙を浮かべて言った。
「きょうが人生最後の日になるかもしれないと、覚悟の上だ。それでも皆やってくる」