日銀審議委員人事に悪い予感…インフレ目標軽視は「雇用軽視」 金融政策は旧体制に逆戻りか

政府は、7月に任期満了を迎える日銀の片岡剛士審議委員と鈴木人司審議委員の後任に、
岡三証券グローバル・リサーチ・センター理事長の高田創氏と三井住友銀行上席顧問の田村直樹氏を充てる
国会同意人事案を提示した。

(中略)

高田氏は財務省の「国の債務管理の在り方に関する懇談会」のメンバーを務めた。
その意味で、今回の提示は典型的な財務省人選だ。

(中略)

インフレ率は雇用と大きな関係がある。
インフレ目標というが、裏を返せば、それを軽視するのは雇用軽視にもなる。
今後の日銀人事によっては、かつての白川方明(まさあき)総裁時代の金融政策に逆戻りする予感がする。 
(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)
https://www.zakzak.co.jp/article/20220308-7ADF7EH4JZNTLBLG5GZRPR3EEQ/

財務省春の時代来たな