そもそも、勝利条件が良くわからない感じになっている、それが茶番と言うなら茶番ではある

白旗を上げる可能性があるとすればウクライナ側だが、その場合でも、国家併合じゃなくて
親露政権樹立、ベラルーシよりも二段位下の属国化、それにパルチザンが活動続ける感じかと 

膠着状態なら、休戦協定で、ウクライナの中立化、NATO不加入の約束と、クリミアの領有、さらには
東部2州の独立とその地位保全ぐらいか
その上でプーチンが元気なら、秘密工作に寄る選挙介入で親露政権樹立…、おんなじような結果だな

ウクライナ側が勝つ、つまり露がすごすご軍を引き上げる…ってのは100%ない
日米欧の多くがその絵柄を望んで入るが、希望と予想は区別するべきだ

本当に露が弱いと思うなら、アメリカもNATOも参戦すればいいのにそれをしないのは、
いまは、核抜きだからっていうだけ 
露ちょろいぜ、ってのは間違ってるし、核込みならやはりアメリカも真剣にやって勝てるかどうかだろう、

…ということで、露が負けるってことはありえないことになる
ウクライナが属国化しても、ヨーロッパは困らない、もしその反体制運動を支援するってなら
露の国内そのものにも介入しないといけない理屈になる、それはしないだろう

経済制裁はだんだんと解除される、ウクライナと露の優秀な若者は国外に出ていく
欧米日と露の関係は良くなることはない、プーチンが一番嫌ったはずの、二流国扱いがさらに
強まるだけ、「尊敬しろ、偉大だと認めろ」と相手に強要するほど滑稽なことはない
で、さらに国家としては衰退する 結果的に露は必ず負けるのだが、時間がかかる

同じことを中国もやる、習近平が失脚しない限り
だが、中国は、それ以外の道をとる可能性もないわけじゃない、それが逆に恐ろしい