高野遼氏のTwitterより

米国防総省の戦況分析1
【進軍状況】
・ハリコフに向けては24時間で20キロの前進。市内侵入はまだ、激戦続く
・ミコライウまで15キロ地点に接近。郊外からの攻撃も再び激化
・キエフ、チェルニーヒウに向けた目立った前進なし
・オデッサに向けた海軍の動きなし
・マリウポリは孤立したまま抵抗が続く

米国防総省の戦況分析2
【制空権】
・航空優勢めぐる争い続く
・ウクライナ空軍機の大半は無傷。防空網は効果的に機能
・国土の大半を、ロシア軍は複数の対空ミサイルで射程内に収める
・ウクライナ空軍が固定翼機の使用を躊躇する要因となっている(戦闘機を提供してもどれほど有用かは不明)

米国防総省の戦況分析3
【ロシア軍の戦力】
・ロシア軍は戦闘能力の90%以上を使用可能(昨日は95%だったが、あくまで概数)
・ロシア軍は数百台の車両を失った(破壊、鹵獲、放棄)
・外国兵や傭兵を除き、ロシア国内から追加派兵をする動きはない
・ロシアは無誘導爆弾も使用。民間被害が増えている

米国防総省の戦況分析4
【戦闘機提供問題】
・ポーランド政府とは協議を続けている
・昨日のポーランド政府の発表は、米国防総省と調整済みではなかった
・代替でポーランドに提供しうる戦闘機をどこから捻出するかは言えない