>>122
>そもそも今の時代、夜襲って有効な戦術なのか?

> 17〜18世紀位ならともかく今はもう夜でも色々見えるからあまり有力な戦術じゃないと思うが

そこら辺は相手によると言う事じゃないかと。

米軍の精鋭部隊みたいに士気も練度も高く、暗視装置や基地周辺のハイテク監視システムにも不自由しない・・

というのが敵だったりすると、例え夜襲をかけられても即座に体勢を立て直されて速やかな反撃を食らうか、
下手をすると早い段階で接近を察知されて敵陣に近づく事すら出来ず撃退・・ という事にもなりかねません。

逆にこちらが暗視装置や遠戦火力にも不自由せず、敵軍はそれらの装備に乏しく、なおかつ練度も士気も低く
油断や疲労の為にまともな警戒体制も取っていない・・

という状況なら夜襲による奇襲効果はそれなりに大きくなるでしょう。

今回のロシア軍の場合、本来圧倒的に劣勢なはずのウクライナ軍はなお正規軍の主力を保持しキエフ以西の
制空権も失っていないばかりか、予備役の動員も着々と進み膨大な民兵や義勇兵も大量の対戦車火器と共に
待ち構えています。

この状況ではロシア軍は西進する程より多くの士気旺盛な無数の民兵および対戦車火器と対峙する事になるし、
侵攻するロシア兵を心身ともに疲弊させる為に夜も昼も盛んに伏撃を仕掛けてくるでしょう。