プーチンはこの2年、経済や社会問題など現在の課題への関心を全く失い、
過去に取り憑かれてきた。2人は90年代に出会い、ソ連崩壊後の苦労を
ともに重ねてきたが、今こそ屈辱を晴らす歴史的な時だと思い込んだ。
90年代のロシアの弱さにNATOはつけ込んだが、今は逆だ、欧州が弱まったのだと。

プーチンは近年、特にコロナ後、かつての仲間たちと会わなくなった。今、
プーチンに会う人は誰でも、一週間の隔離が求められる。ほとんどの顧問や
友人との関係を断ち切り、かつての取り巻きからも孤立している。取り巻きは
彼の意向を忖度するイエスマンになった。

取り巻きたちはこれまでプーチンに対して、彼こそがロシアを救えるのだと
説得してきた。メドベージェフにいったん譲った大統領職に復帰したプーチンは、
自らもそう信じるようになった。その意識が逆に、取り巻きたちへの彼の
不信感を強めた。自らの試みを妨げる存在と映るようになったからだ。

https://www.nytimes.com/2022/03/10/opinion/putin-russia-ukraine.html?smid=tw-share

コロナで引きこもってあれこれ妄想人格になり周りもイエスマンだらけになったと
典型的なダメなリーダーの例だな