現用戦車の実用射程はおよそ1.5kmです。
ドイツ軍がレオパルト2を開発する時の交戦可能距離(地形制約上から目標を確認できかつ射撃可能)はほぼ1.5km以内であり、2km以上の射程が得られる場所はごく限られるとされていました。

なお、現用戦車砲の命中精度は1kmで30pの円内というのが一般的な基準です。
この性能だと2kmで60p、3kmで1.2m、4kmで2.4m、5kmで4.8mという計算になります。

上記は照準誤差の無い状態であり、実際には0.2ミル程度の照準誤差が出るので実用命中精度は1kmで50pの円内、2kmで1m、3kmで2m、4kmで4m、5kmで8mとなります。