欧米の制裁を受け、ロシア政府トップが中央アジアの首脳と会談
https://www.rferl.org/a/kazakhstan-russia-mishustin-toqaev-trade/31722721.html
ウラジーミル・プーチン大統領、ミハイル・ミシュチン首相、ヴァレンティーナ・マトヴィエンコ連邦評議会議長が、欧米がウクライナ侵攻を理由にロシアに制裁を加える中、中央アジア3カ国の指導者と会談を行った。
クレムリンのプレスサービスによると、プーチンは2月25日、ウズベキスタンのシャフカト・ミルジヨフ大統領と電話会談し、二国間関係と、ロシア軍が1日前に開始したウクライナ軍部隊への攻撃を継続しているウクライナ情勢について議論したという。
同通信は、「シャフカト・ミルジヨエフは、ロシア側の行動に理解を示した」と述べている。
その数時間前、カザフスタン大統領報道部は2月25日、トカエフとミシュスティンが、「ウクライナ情勢の激化とロシアへの国際制裁の中で、両国間の貿易量の減少を防ぐための共同努力」などを協議したと発表しました。
ミシュスティンは、ユーラシア政府間評議会の会合に参加するため、前日カザフスタンの首都ヌルスルタンに到着した。
また、2月25日には、マトヴィエンコがドゥシャンベでタジキスタンの高官と貿易・経済関係について協議した。
マトヴィエンコは、2021年に両国間の貿易量が45%増加し、パンデミック前よりも高い水準に達したと述べました。
また、マトヴィエンコは、「西側にも多くの急所がある」 として、ロシアが西側に対して相互的に制裁を課すと述べた。
Matviyenkoによると、プーチンは近々ドゥシャンベを公式訪問する予定であった。正確な日程は明らかにしなかった。
ロシアと中央アジア3国の会談は、プーチンのウクライナへの「野蛮な」侵攻に対し、EU首脳が「大規模で厳しい結果」をもたらすとする対ロシア追加制裁の発動に合意した中で行われたものだ。