>>523
>ロシア軍が初期にウクライナの通信施設を破壊したせいで自分たちの通信もできなくなったってのはマジなんかな・・・w

(前略)
ロシア軍はクリミアに侵攻した2014年以降、通信環境の改革に取り組んできた。 

きっかけは、ウクライナ東部で親ロシア派が分離独立の戦いを始めた直後の2014年7月17日、ウクライナ東部を飛行中のマレーシア航空17便が
ミサイルによって撃墜され乗客乗員298人が犠牲になった事件だった。
明らかにロシア製の移動式地対空ミサイルが使われていたにもかかわらず、関与をかたくなに否定するロシアに対して、ウクライナ保安局は
通信傍受記録を公開し、親ロシア派武装勢力がロシア軍情報員に撃墜を報告していたことを明らかにした。

ロシア側はウクライナの自作自演だと主張し続けたが、プーチン大統領はこの撃墜事件を受けて、軍に対して西側の通信機器を使用することを禁止した。
さらに2015年には将兵に、勤務中個人の携帯を持つことを禁じるという措置をとった。 いずれもウクライナ当局による会話の傍受を防ぐための措置だ。

そしてロシア軍は2021年にERAという第3、第4世代移動通信システムを用いたインターネットのクリプトフォン(暗号電話)を全部隊に配備していたはずだった。
しかしハリコフ突入時に、ロシア軍はハリコフの電波塔を、戦略施設として真っ先に破壊したため、部隊間の連絡にもERAを使用できなくなっていた。
そのために禁じられていた一般回線を使うしかなかったようだ。

一方、ロシア軍が通信用電波塔を次々に破壊したため、一時インターネットの通信が困難に陥ったウクライナのフョードロフ副首相は、2月26日、ツイッターで、
アメリカの民間宇宙開発企業スペースXのCEOにこう訴えた。
「(前略)スターリンク端末をウクライナに提供してほしい。」

 フョードロフ副首相がそう訴えた10時間後、今度はイーロン・マスク氏がツイッターで返信した。
「スターリンクサービスはウクライナで利用可能になった。さらに送受信機を輸送中」。(後略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a46c2ed64eefdd68c7bf0ba84ad5d716aff0c47?page=2